Futaba Cafe 西田博一さん

驚きの美味しさに魅了されて・・・

丹波篠山市八上地区で農業とカフェを運営されている「futaba-café」 オーナーの西田博一さんにお話しをお伺いしました。

関東地方に住んでいた頃に食べた、完熟ブルーベリー。

その美味しさに魅了され、篠山へUターン就農したのが2011年

除草担当のヤギと共に、日々創意工夫の農業を行っておられます。

 

 

挑戦と試行錯誤の栽培。

 

完熟のブルーベリー。その美味しさに魅了され実家の農業を継承された、西田 博一さん。

篠山で就農して、今年で8年。

100株から始まったブルーベリー栽培も、今では400株を超え約20品種の規模になりました。

ブルーベリーの栽培は、もともと乾燥した土地柄が原産地と言われるだけあり、

日本国内では、関東地方が一大生産地とされ、多くの皆さまに知られています。

ブルーベリーの果実は、樹上完熟といって、木に実っている状態でないと美味しくなりません。

他の果実とは異なり、収穫後に追熟して旨味や糖度が増すことが無いのです。

 

栽培当時は関西での栽培実績も少なく試行錯誤の連続。

食の宝庫と呼ばれる篠山特有の気候風土もブルーベリーには少し厳しい様子。

特に幼木は気候への適応力も弱く気を使いました。

手間暇をかけて世話をしても、効果を得られるのは、翌年の収穫期まで解らない…

木の遠くなる作業だったと当時を話していただきました。

 

今では約400株の成木に立派に成長。

6月後半から8月初旬までの期間、ブルーベリーの摘み取り園をオープンします。

甘味・風味のバランスの良い品種を多く栽培しながら、複数の品種を効率よく栽培することで収穫期間をできるだけ

長く維持、完熟ブルーベリーの美味しさを楽しめるように工夫されています。

来園されるお客様は、完熟ブルーベリーの美味しさに魅了され、毎年この時期を楽しみに足を運んでくださるそうです。

 

食べてもらう事で、丹波篠山を知ってもらいたい

 

野菜豊富なランチが人気の「futaba-café」料理を作るのは、西田さんの奥様。

自家製コシヒカリのご飯と季節の食材を合わせながら、週替わりのランチメニューを提供しています。

すべてのメニューに付く「季節のサラダ」は、主に自家栽培の野菜を使用します。

年間を通じて野菜を栽培する西田さんは、四季折々の野菜を、すこしずつ時期をずらしながら、

作付けし長期間収穫できる様、栽培にも頭を使うとの事。

「野菜の良さを、料理で引き出し。料理を味わって頂くことで、丹波篠山の野菜の良さを知ってもらいたい」

と西田さんは話します。

 

奥様の妹さんが作る、自家製スイーツも大人気。

完熟ブルーベリーをはじめとした、季節の素材や果実が彩りを添えます。

ブルーベリーのシーズンには、「完熟ブルーベリーパフェ」を目的に多くのお客様が訪れます。

自家製の丹波の黒豆・丹波栗も、料理・スイーツともに活用され、篠山の四季を目と舌で楽しむことができます。

 

 

尽きることのないアイデア

 

今は、有機肥料を購入しているが、今後は有機肥料も自家製できないか検討されているそうです。

手始めに地元の地ビール工房から、小麦カスを分けてもらいながら、自家製有機肥料への活用を始めておられます。

サラダに利用する葉物野菜の水耕栽培も研究しながら、[アクアポニックス]への夢も話して頂きました。

ブルーベリーに続く摘み取り体験も、そら豆や食用ほおずきといった、少し変わった野菜の収穫体験を企画し、

多くの方に丹波篠山の自然を味わって頂きたいとの思いも話して頂きました。

 

地元丹波篠山で農業をしながら、その栽培方法や活用方法。

いろいろな視点から、日々創意工夫をしながら、新たな挑戦を続ける西田さんの今後が楽しみです。