丹波について
阪神間から車で約1時間
兵庫県の中東部、山々が重なり、深い緑と土の薫りに包まれた丹波地域。阪神大都市圏の近郊にありながら、山林面積が約75%を占めるこの地には、澄みきった空気と豊かな自然に恵まれた、美しくて懐かしい田園風景が今も残されています。
自然が育てた「丹波ブランド」おいしさの理由
丹波の農作物がおいしいのは、 盆地ならではの寒暖差と、山の豊かさから湧き出るミネラル豊富な水、 そして、肥沃な土地などの自然環境が揃っているから。
しかし、それだけなら他の地域にもある話。
丹波地域の農作物が卓越しておいしいのは何なのか。
それは、農村での古くからの営みにある。
古来、丹波地域では、猪や鹿などの動物と共生しながら、山を大切に管理し、農村での営みを守り続けてきた。
生き物と人間が共生する豊かな自然環境が今もなお、丹波にある。
そしてなにより、古くからの農家さんの苦労の積み重ねで、土や作物に磨きがかかったから。
京都へ抜ける街道があった丹波。
丹波の農作物は、都人が食べるものでもありました。 そのため、他の地域よりもおいしくなければならなかったことが、 おいしい農作物を生み出したのです。